【カメラ転売】中古カメラ市場の変遷、移り変わり。
コロナ禍以前とコロナ禍後は
この中古カメラ市場も大きく変わっています。
中古カメラ市場コロナ禍以前
毎月、データを取っている、Yahoo!オークションカメラ光学機器販売件数レポートから読み解けば、増えてはいましたが急激ではありませんでした。
デジタルカメラもフィルくカメラもレンズもそう。それぞれがそれぞれに増えて行きました。
コロナ過中
しかし、コロナ禍になり急激に一般の方がこの中古カメラ市場からいなくなり、残ったのはコアなカメラファンの方々のみ。
デジタルは落ち込み、一眼レフはもとより、二眼レフ、大判中判等々フィルム系の台頭が見られたのもこの時期でした。
売れる様になった商品を見ても、初心者の方々ではなく、マニアやコアなファンの方々。上級者の方々が落札されていたのが顕著でした。
そして、コロナ禍明け
一気にデジタルカメラが売れなはじめ、上級者の方々はもとよりデジタル一眼、ミラーレス一眼のデジタルカメラが売れ始めたのが2022年の春以降。
中古カメラ市場が一気に活気づいてきました。
これは外出される方、出掛ける方々がカメラを手にして旅行に行きたい。撮影を楽しみたい。そんなライトユーザーと呼ばれる方々がカメラ市場に流れ込んで来たのです。
しかしながら新品のカメラはカメラとレンズをセットで購入されようとしても10万円以下の商品は見つからず、10万円以上の高額商品ばかり。
新品商品では予算が足りないという方も、この中古カメラ市場に押し寄せて来たのです。
2異常ともいえる中古カメラ市場の活気
デジタル系が一気にフィルム系を抜き去り、売れ始めた矢先、後押しする様に売れ始めたのがコンパクトデジタルカメラ。
海外のセレブ、それから韓国のインフルエンサーたちの影響が、この日本にも訪れコンデジブームが押し寄せたのです。
その結果、ヤフオクカメラ光学機器のカテゴリでは2023年の10月には13万件越え。
その後、2023年の12月、2024年の2月と13万件越えを連発。
いくらカメラが売れると言っても、ヤフオクのカメラ光学機器カテゴリでは12万件の半ばから後半が上限。
年間通しても一番売れる3月ですら、それぐらいの状況でした。
それが、2024年3月には14万6千件越え。
異常ともいえる伸びを示したのです。
そして、これから・・・
常に流行は変化します。この中古カメラ市場であっても同じです。
今の懸念材料は、このコンデジブームがいつまで続くのか?
若い女の子が作るブームは、ほぼ3年周期。これを乗り越えれば定番となるのですが、・・・・
こちらの動画にまとめました。
ご視聴ください。
続、コロナ禍市場の考察も合わせてご確認ください。
どんな方々が、この中古カメラ市場に流れ込んで来たのかがわかります。
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