ヤフオク評価についての見解!

    ヤフオクの評価は、「非常に良い・良い」「どちらでもない」「 非常に悪い・悪い」に分かれています。過去言われていたのは、良い評価の割合が98.5%以上。この状態を保つようにと教えられたこともあります。それが2020年以降、本当にそれが通用するのか?今回は見解をお伝えします。

    ヤフオク評価について

    冒頭でお伝えした通り、ヤフオク評価は「非常に良い・良い」「どちらでもない」「 非常に悪い・悪い」に分かれています。
    ヤフオクの評価は落札での取引、もしくは出品での取引終了後に出品者落札者がお互いの評価を行うものです。
    ですからほとんどの場合、取引数=評価数となっているのです。

    良い評価の割合とは

    良い評価の割合は(非常に良い+良い)÷(非常に良い+良い+非常に悪い+悪い)で計算されます。
    ただし「どちらでもない」はカウントされません。
    また同じ人からの評価は、最新の評価だけが評価ポイントに反映されます。

    仮説で考える、98%と98.5%の良い評価の割合

    例えば、98%。

    取引数100件に対し、98のいい評価と2件の悪い評価。
    200件の取引に対して4件の悪い評価。

    私であれば、「もう、新しいアカウントを作ってください。」とアドバイスが始まる段階です。

    98.5%でもそうです。

    1.5という評価はありませんから、200件の取引に対して3件の悪い評価。

    出品者からすれば、たった3件の悪い評価ですが、お客様、入札者様からすると、「ん?」と思いたくなる数字ではないでしょうか?

    出品者と入札者のズレとギャップ

    実際ここに隔たりがあります。

    200の取引のうち、
    「たった3件」と考える出品者。
    「3件もある」と考える入札者。

    当然、入札者心理からすれば、「リスクは犯したくない。」となります。

    別にこの出品者から無理して買う必要もなく、
    別の出品者の商品を選んでもいい、

    もし、この出品者から買うのであれば、「安ければ買う」となってしまいます。

    この「安ければ買う」ということは、我々から見れば利益を削ることになり死活問題なのです。

    過去とは違う、ネット購入者の動向

    今現在、ネット上で買い物をされる方々はコロナ禍を経て、ネットでの商品選びに慣れています。そして経験値が上がっているのです。ですからヤフオクで入札落札される方は、その商品に興味があれば、スグに出品者の評価を見て、その他の商品を見るをクリック。出品者の素性を見抜こうとされます。その結果、最近の入札者は依然と比べて厳しい目を持つようになっているのです。

    ボーダーラインはどこか?

    今の時代には、一概に「コレだ!」ということは出来ません。

    評価数だけで見れば以前『検証結果』でお伝えした様に、1000件以上とそれ以下とでは大きく違います。
    1000件以上であれば人は数字として捉えず、「たくさん」とか、「多い」と考えるわけで、
    同じ商品、同じ状態、同じ価格であれば、1万件ある出品者と1000件以上の出品者は「どちらにしようかな?」と比べられます。

    ただ1000件より少ない、3桁の評価数では多い評価数の方が選ばれてしまう傾向にあるのです。

    それを踏まえての見解です。

    評価数が1000件以上の場合

    同じように1000件以上であれば悪い評価もある程度許される傾向があります。

    ある程度と言っても1.5%まで。
    ですから15件程度。

    これは数字の見た目にあります。

    例えば、一般のお客様が入札を試みようとされる時、ヤフオクであれば必ず出品者の評価数を見ます。その時に、100%であれば、そのまま評価の内容をチェックせず、「出品者のその他のオークションを見る」をクリックされるはずです。つまり次のステップ、商品リストをチェックされるはずです。

    それが、99,〇%でも、ほぼ人は「大丈夫だろう」と考えます。

    でも、98,〇%であれば如何でしょうか?

    少しは気になり始めます。

    たぶん、ほとんどの方は、評価をクリックもしくはタップし、評価の内容をチェックします。そして「悪い、非常に悪い評価」をクリックします。その悪い評価は「どうしてもらったのか?」が気になるはずだからなのです。
    その時にズラーっと悪い評価のコメントが並んでいたらいかがでしょうか?

    ほとんどの方は離脱するはずです。

    その見た目を考えたらあくまでも15件まで。

    ただ、これも1000件以上の評価があることが前提です。

    また、悪い評価に対する出品者のコメントもそうです。

    これがお詫びもせず、反論ばかりであれば、お客様は幻滅します。

    それはたとえ欲しい商品であっても離脱されるはずです。
    ですからコメントを返す場合、反論よりも、まずはお詫びから。そして冷静に理由をお伝えください。

    1000件より少ない場合

    1000件より少ない場合は、細かく仕切られます。

    例えば100件で1件でも「悪い、非常に悪い」があればダメでしょう。

    200件で1件なら、しょうがないかな~程度。

    300件であれば、2件の「悪い、非常に悪い」がギリ。3件は多く感じます。

    4件になれば、離脱される方がほとんど。別のアカウントを作り始めてください。

    【結論】99%以上でギリ。

    評価数が多くなっても1000件未満の場合であれば、だいたい1%未満まで!

    未満ですから500の評価で4件までがギリ。5件あれば、もう離脱されると思ってください。

    対応策は良い評価数を増やす!

    そんなにアカウントを作り変えることが出来ない方も見えると思います。そんな方は「非常に良い・良い」評価を増やしてください。ヤフオクの評価は出品だけの評価ではなく落札でも評価はされます。ですから同時進行、もしくは評価貯め等々で「非常に良い・良い」の評価を増やしてボーダーラインを超える様にしてください。取引件数を増やし信用を取り戻すことが先決です。

    評価のコメントについて

    くれぐれも「悪い、非常に悪い」と評価を付けられた時でも、反論をしないこと。

    まずは、お詫びから始めてその後に理由を述べること。

    くれぐれもバトることだけは絶対におやめください。

    一発で売れなくなります。

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