【カメラ転売】フィルムカメラのチェック方法-NikonF2編

【カメラ転売】フィルムカメラのチェック方法-NikonF2編

カメラ転売初心者にとっても、デジタルカメラを扱って来た方にとっても、

フィルムカメラのチェックって「なんだか難しそう・・・」と考える方も見えます。

 

しかしながら本来カメラは精密機械でありながら屋外で使用されるもの。

 

戦場のような過酷な環境でも耐えられるように作られた頑丈なものなのです。

 

しかもマニュアルフォーカスのフィルムカメラは基本的機能は機械式

 

ばね、ロッド、ワイヤー等々を介して動くものなのです。

 

もちろん、末の動画で説明するNikonのF2フォトミックというカメラも基本は機械式カメラ

露出計を動かす時にだけ電池を入れて使います。

 

ただ、初年度発売年は1971年と50年以上前のカメラ。

優しく丁寧に扱ってください。

 

その他、

電池で動くフィルムカメラも基本は同じ。

 

慣れれば難しくありません。

 

外観チェック

まずは、外観です。

 

キズ、あたり、汚れ、スレ等々を

前面、後面、側面、上面、底面と

丁寧にチェックを行ってください。

 

時にキズと思われていたものが実は汚れで、

クリーナー等々で清掃すると消えることもあります。

 

清掃メンテナンスを行ってからチェックを行ってください。

 

レンズ接合部、マウント部のチェック。

 

大きな傷や凹みによって、ここから光が漏れてしまう場合もあります。

 

しっかりチェックしてください。

 

そしてフォルム室を空け、

シャッター幕の状態ややレールのゆがみ等々のチェック。

 

実際にシャッターや巻き上げレバーを動かしながらチェックを行ってください。

モルト(遮光材、黒いスポンジ状のもの)の状態も確認してください。

 

そして忘れがちな電池室のチェック。

 

液漏れ等々によって金属部が腐食しているかもしれません。

 

通電しない可能性もあるので確実にチェックを行ってください。

 

光学系チェック

ファインダーの中の状態を実際にのぞき込んでチェックをしてください。

 

50年以上前のカメラですから、モルト(遮光材)等々のゴミの混入をチェック。

時に、くもりやカビがある場合もあります。

自分の目で確かめてください。

 

また参考にしているNikon F2 フォトミックはファインダーである上部の黒い部分が取り外せます。

 

取り外した状態でレンズやミラー部等々のチェックを行ってください。

 

こちらも清掃メンテナンス後、行うといいでしょう。

 

動作チェック

各部動かせるところは全部動かしてみてチェックを行ってください。

 

基本的にNikonのF2フォトミックは機械式カメラです。

電池を入れなくても各部は動きます。

 

ただし露出計を動かす時に電池が必要。

 

ということで、電池(SR44×2)を入れてチェックを行ってください。

 

まずは巻き上げレバーの動き、そしてシャッター。

 

シャッター速度の変化、タイマー等々の動きをチェック。

 

その後、本来であればレンズを装着し露出計の動きをチェック。

 

もしレンズが無ければマウント部に手をかざし、光を遮りながら露出計のチェックを行ってください。

 

このチェックを行うことで通電のチェックも可能となります。

 

シャッター速度の変化は、実際にシャッターを切りながら音の変化でチェックすること。

 

特に低速側は要チェックで粘り(遅くなる)がある場合も多い様です。

 

それぞれ1/1、1/2、・・・・等々徐々にシャッター速度を上げて行きましょう。

 

1/1とは1秒間でシャッターが切れ、

1/2とは2分の1秒、つまり0.5秒でシャッターが切れるということです。

 

厳密に時間は図れませんので、音の変化で確認してください。

 

それでは詳細は、こちらの動画で確認してください。

 

 

 

関連記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

TOP