【カメラ転売】レンズの状態について

【カメラ転売】レンズの状態について

レンズの商品チェックを行う前に、

まずはレンズの中が

どのような状態になるのかを把握しておきましょう。

 

それがわからなければ

レンズの中を見ても何が何だかわからないとなります。

 

ほこり、ゴミの混入

レンズはほこりやゴミが入らない様に工夫されています。

 

とはいえ、

レンズを触っても焦点距離を変えるズームリングや

ピントを合わせるために使うピントリング等々があって、

可動するように作られています。

 

その為、

どうしても、ほこりやゴミが紛れ込んでしまいます。

 

厳密に言えば、

新品のレンズですら混入している場合もあるぐらい。

 

ですから少しぐらいの

ほこりやゴミであれば大丈夫!

撮影にも影響はありません。

 

ただし、大きなゴミは

影になりやすく、

特に後ろのレンズ(後玉)にあるごみには

要注意!

 

影響が出て来ます。

キズ

小さくうすいキズであれば

問題はありません。

 

ただキズが深く大きければ

撮影に影響が出ます。

 

特に前のレンズ(前玉)には

レンズフィルター等々で保護されずに使われた場合には

キズが付いたりしてしまいます。

 

後レンズは、比較的奥まっている為

付きにくいのですが、

それでもカメラに取り付ける時に

キズを付けてしまわれる方もいます。

 

またレンズクリーナー等々を使わず、

堅めの布等々で手入れをされたレンズには

拭きキズも発生している場合もあります。

 

チェックしましょう。

 

ただ、汚れとキズを見極められない場合には、

レンズクリーナー等々で清掃し、

それでも残っている様であれば

キズを疑ってみるといいと思います。

 

くもり

レンズは密閉されているとはいえ、

湿度や気温の変化によって

レンズ内に湿気が入る場合があります。

 

その為、普段の保管を

防湿庫で管理されていればいいのですが、

そうではない場合、

くもり、カビが発生してしまう場合もあります。

 

レンズ内に白くもやがかかっているように見えるのが

くもりです。

 

チェックする時は

光の加減や目の焦点でクモリに見える時もありますから、

レンズ内にLEDライトで照らしてみると

見えやすくわかりやすいです。

カビ

レンズ内に湿気が入り、

その後、放置をしていれば高確率でカビが発生します。

 

まだカビの状態が小さければ点カビに見え、

大きくなれば放射状に見えます。

(カビ菌にもよる)

 

 

大きくなれば

撮影にも影響が出ますが

それよりも、カビとあるだけで

多くの方は避けようとされます。

 

ただマニアの間では、

分解、清掃をして楽しまれる方も多く、

そんな方には価格面で商品の魅力が増す場合もあります、

 

もちろん分解しやすいレンズや

レンズ(ガラス)に魅力がある商品に限ります。

バルサム切れ、バル切れ

「バルサム切れ」聞いたことが無い方も

見えると思います。

 

そもそもレンズはガラス1枚で出来ているものは少ない。

多くはガラスを接着圧着し厚みを作っているのです。

 

その接着圧着を、

古くはバルサムという接着剤を使用していたことから、

この接着剤がはがれて来たことを

「バルサム切れ」「バル切れ」と呼ばれるようになりました。

 

このバルサム切れが発生すると

レンズが虹のような状態が見られたり

くもりのような状態にも見えます。

 

特にバルサム切れは

過度な乾燥状態や経年劣化によって発生します。

 

撮影にも影響が出ますから

避けられる方も多い。

 

くもりやカビ、

ゴミ、ほこりは分解整備を楽しまれる方も

手を出されますが、

このバルサム切れに関しては避けられます。

 

要注意です。

 

 

それでは、詳細を

こちらの動画からご確認ください。

 

 

関連記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

TOP